ミネラルウォーターの広告を、簡単に信じていませんか?
体の中の水分を入れ替えるために一日に二リットルはミネラルウォーターを飲まなければいけない、ミネラル分を摂取する事でダイエットや健康維持になるなど、ミネラルウォーターを飲めば健康的な肉体を維持出来ると信じている人は大変多いです。しかし、ミネラルウォーターが体に及ぼす作用が水道水などの他の水と具体的にどのように違うのかについては、はっきりした事は分かっていません。
ミネラルウォーターの中でも、特に多く含まれている成分として有名なのがカルシウムです。骨を作る成分として有名なだけでなく、高血圧の予防にも効果的です。しかし、カルシウムの過剰摂取は亜鉛や鉄、マグネシウムといった、ミネラルウォーターに含まれるミネラル分の吸収を妨げることが明らかになっています。また、稀にですが骨や筋肉への沈着も起こすようです。偏った食生活でもミネラルウォーターを飲んでいるから大丈夫、という考えは禁物です。
地域のお土産屋に行くと、その土地の名水をボトルに詰めたミネラルウォーターが販売されている事があると思います。名水と名づけられているくらいだから美味しく、体にも良いのだろうと無条件に思われがちですが、環境省が選定した「名水百選」は、「地域住民が環境保全に努めている、状態の良い水」ですので、飲み水として美味しいか、また健康に良いかどうかは選定の対象にはなっていません。
RESPECT
![]()